こんにちは

プログラミング教室KOTONOHAです

最近は暑い日が続きコロナ禍は酷さを増す一方です.皆様もどうか健康にお気をつけください.

さて,私はこの頃2次元のScratchで立体表現がどこまでできるのかについて考えています.

そこで試しにトーラス(いわゆるドーナツ型)を表現するプロジェクトを作ってみました.

(本当はドーナツが食べたかっただけ...)

それがこちらです.興味がある方は緑の旗を押してみてください.

マウスポインタの位置を変えるとそれに従って点々が動きます.よく見るとだんだんと点々がドーナツ型であることがわかってくると思います.

どうやって作るのかはこちらからプロジェクトの中身をご覧ください.

〜ここから少し難しい話です〜

ではどうやって作るのか?という疑問を持たれる方が多いと思います.

原理的には3次元空間上の点をある2次元平面へと射影したものになります.この2次元平面の位置と方向を変えることで上記のようなドーナツを作り上げています.

例えば,カメラで撮影した写真は現実世界の3次元空間をカメラの中のセンサーと呼ばれる平面に写る2次元に射影したものと捉えることができます.これと同じようなことをScratchの中でやってしまえば良いではないかと思い,その原理をScratchに組み込んでみました.

今回の試作で2次元空間であるScratchで3次元をしっかりと表現できることができることがわかりました.

これを子供達に見せたところ大興奮で,釘付けでした.

こういうところから子供たちが理科や算数にもっともっと興味を持ってくれると良いなあ.そんな風に思った今日この頃です.

もっと詳しい話はとても長くなるので今回はここまでにしておきたいと思います.

そういえば最近教室の子供達がクリエイティブを発揮するようになってきました!
精力的にゲームを作ったりする様子を見ているのはとても嬉しいです.
よければこちらもご覧ください!

生徒(小学4年生)の作品(Scratch〜コウモリから逃げるゲーム)